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どんなに私が黒くなっても、私のそばにいられる・・・?『こどものじかん』(私屋カヲル)

【通常版】
【限定版】

幼いころに母親を亡くし、親戚の青年・レイジと共に暮らす小学3年生の九重りん(ここのえ・りん)。
学級委員を務め、明るいクラスのムードメーカーでもある彼女だが、
友だちを登校拒否にした前担任を精神的に追い詰め、辞職へと追い込んだ過去がある。

彼女のクラスの後継担任となった新任教師の青木大介(あおき・だいすけ)は
彼女と触れ合っていくうちに、りんの心にある陰の部分と、
彼女の後見人であるレイジによる異常な妄愛を垣間見ることになる。

幼い彼女のうなじに残る、鬱血の痕。
年齢に相応しくない、性的にませた言動。
男性好みするような、性的なファッション。
そんな彼女が時折見せる、不安やさみしさを漂わせる弱々しいすがた。

彼女の保護者であるはずのレイジは、
亡き恋人であり、りんの母親でもある秋(あき)の面影を、りんに求め続けていたのだ。
そして、りん自身も・・・

彼女を「担任教師」として大切に想う青木だが、父親でもない彼にりんを救う手立てはない。
そんな折、りんの父親が彼女に会いたいと、レイジにコンタクトしてきて――!?

亡き恋人の忘れ形見にかつての恋人の姿を追い求める青年と、
そんな彼に母のことをずっとすきでいてほしいと望み続ける少女。

このおはなしは、大人になれないまま取り残されてしまった彼らが
いまだ抜け出せずにいる「こどものじかん」が描かれた物語です。

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キャラクター紹介


九重りん (ここのえ・りん)

性的にませた言動で担任教師を惑わせることの多い小学四年生(物語開始時は三年生)。
幼いころに未婚の母親を亡くしており、母の恋人で遠い親戚でもあるレイジに育てられてきた。

普段は活発すぎるきらいはあるものの、クラスの明るいムードメーカ的存在で
周囲からは不自然なほど大人びた、強くていい子の評価を受けている。

その反面、前担任を精神的に追いつめて辞職に追い込んだり、
担任の青木と仲の良い女性教師を階段から突き落とそうとするなど、
本人自身でもコントロールできない極端な非行に走るときがある。


保護者であるレイジとは親戚の関係。
レイジにいつまでも母をすきでいてほしいと望んでいるためか、
彼の前では常に女の子の格好をし、時に母のように振る舞う。


九重レイジ(ここのえ・れいじ)
りんの保護者(未成年後見人)。
高校生のときに両親を亡くしており、引きとられた居候先での
りんと秋の暖かい親子関係に胸を打たれたことがきっかけで、秋と恋人の関係になった。

経済的な問題のせいで、秋が満足な治療を受けられず亡くなったのだと自責しており
りんには苦労をさせないようにと、身を粉にして養育に励んでいる。

普段は温和で紳士的だが、家庭内暴力を振るっていた父親と
そんな父に媚びへつらっていた母親に絶望し「死ねばいい」と思い続けていた時期に
本当に両親が交通事故で他界してしまった過去がトラウマになっている。


両親を刃物で刺し殺してしまう悪夢をたびたび見ては情緒不安定に陥り、
親の呪縛から逃れようと、成長してゆくりんに亡き恋人・秋の姿を求めつづけている。


宇佐美々(うさ・みみ)


りんのクラスメイト。前担任に執拗に罵倒され登校拒否になったが、
後継担任の青木に辛い気持ちを汲んでもらえたことでクラスに復帰した。

両親の離婚によりだいすきな父を失っており、
兄ばかりをかまける母親から疎んじられ続けたためか、内向的で自己評価の低い性格。
勉強はトップクラスなのだが、おとなしく自己主張しない性格のためか
クラスメイトから悪口を言われたり、女子から陰湿ないじめを受けることがある。


現時点で、りんが弱みの一切を包み隠さず曝け出せ、
またその弱さをありのままに受け止めている唯一の人物。


鏡黒(かがみ・くろ)


りんのクラスメイト。りんへの恋愛感情を秘めている。
両院が多忙なため、広い家の中でひとりきりで過ごすことが多い。
高級ブランド服を身に纏うかわいい自分にこだわる傾向がある。




白井紗江(しらい・さえ)


クラスの副担任。教員である両親から清廉であるよう厳しく躾られた過去がある。
中学時代、親や校則に縛られないクラスメイトの陰口に反発を覚えたことがきっかけで、
大人になった今でも他人と触れ合うことに抵抗を覚える。


青木大介(あおき・だいすけ)

りんのクラスに赴任してきた新任教師。
それまでに家庭にも問題がなく、受け持ちのクラス児童が抱える悩みに戸惑いながらも
わからないなりに気持ちを汲もうという姿勢で解決を図ってゆく。

りんの傍若無人っぷりに振り回されながらも、彼女のことを理解しようとしている。


いい子に憑りつかれ、心を壊してゆくりん。


「いい子」のりんと、「黒い」りんと

友達を不登校に追い込んだ前担任に復讐した自分から目を背けず、
上辺使いの擁護ではなく、まっすぐありのままに受け止めてくれた担任教師の青木。



彼に自分をすきになってもらいたいと願うりんは、
青木の役に立ちたいと、学級委員に立候補する。


もともとがムードメイカーであり、クラスメイトを上手にひっぱっていく彼女。
いつも明るく、元気で、誰にも媚びを売らない「強い子」だと評価される彼女だが、
その無理ないい子ぶりは、まだ幼い彼女の精神を確実に蝕んでいた。





  ┏┳┳┓     ハイ.     ┏┳┳┓
┏┫┃┃┃  .ここからは  ┃┃┃┣┓
┃┃┃┃┣┓ ネタバレ. ┏┫┃┃┃┃
┃      ┃┃┏━━━┓┃┃      ┃
┃ 未読   ┣┫ . ・∀・ ┣┫. STOP!┃
┗━━━━┛┗┳━┳┛┗━━━━┛
            ┏┻┓┃
        ┏━┛  ┣┻┓
        ┗━━━┫  ┗━┓
.             ┗━━━┛
はじめは自分が書こうと思っていた感想がなかったので
頭の中を整理するために書き始めたのですが、
書いているうちにどうやらマジックのネタバレに近いことになってしまったので
物語を展開を楽しみにしている方はここから先は閲覧なさらないでください。



「そのままの自分」を受け止めて欲しい彼女のパラドックス

では、りんはなぜ心を痛めてまで青木の役に立ちたいと「がんばる」のでしょうか。


では、りんはなぜ青木にすきになって欲しいと願うのでしょう。


ありのままの、弱くて醜い部分を隠さない自分を、青木先生に受け止めて欲しい。
そう願ったはずのりんは今、
青木先生のために、弱い部分のない「いい子」であるよう「がんばって」います。

だって、りんcは青木先生にすきになってもらいたいのだから・・・


悲しいりんの思い込み


青木のために自分を押し殺すりんの矛盾的な行動は、
保護者であるレイジの前でもあらわれます。




決して裕福ではないのに、誕生日に無理して山ほどのプレゼントを買ってきたレイジに反発するりん。
でも、さみしそうな顔をするレイジを見たとたんに表情を変え、
彼に喜んでもらえるようにプレゼントのワンピを着てみせます。

本当に自分が言いたいことは途中で飲み込んで、相手が望むであろう自分の姿を演じるりん。
一見健気な姿に見えますが・・・ここに、ふたつの悲しい思い込みがあります。


それは本当に相手が望んでいるもの?

レイジに対するりんの演技は、以前レイジとデートをしていたときにも現れていました。




小花柄の長袖Tが気になっていたりんは、レイジが持ってきたタートルネックを見て
「そういえばお母さんもこういうの着てたな・・・」と思い出し、気に入った素振りを見せます。
本当は気になった服があったのに、それには一言も触れずに・・・

ここで見落としがちなのは、お母さんを連想したのはりんである点。
もちろんレイジだって秋を連想していたのかもしれませんが、
この服があったかそうだったからと言う理由で薦めたのかもしれませんし、
りんに似合うんじゃないかと思った可能性だってあります。

先ほどの誕プレのときもそう。
レイジはただ単に、プレゼントした服がりんの好みに合わなかったんだと思って
しょげていたのかもしれません。

もしかしたら、りんの思う「レイジが自分に求めている姿」は、
一方的な思い込みの可能性があるのです。

それなのにりんはどちらの時も、自分が本当に言いたいことだけを胸にしまって
自分の気持ちをなかったことにしてしまっているのです。


相手が望む姿じゃないと、見捨てられる?

そしてもうひとつの思い込みは、
相手が望む自分じゃないと自分には存在価値がないと思っている点です。
この場合は、レイジの恋人だった母・秋の写し身ですね。


たしかに、レイジはりんが成長したら結婚したいと考えているみたいですし、
情緒不安定になったときにはりんに秋の面影を追い求めることがあります。

でも私は、彼がりんcを秋さんの身代わりにするつもりなんてないと考えています。
もしりんを秋の身代わりにしたいなら、彼女の言葉遣いから行動から服装まで本当に厳しく統制しているはずです。
りんの外見や人を明るくさせる雰囲気などは秋に似ているようですが、
服装の趣味ややんちゃな性格からして、秋とは全くの別人です。

それでも、レイジは体を壊しそうなほどの激務の中で彼女を一所懸命に育てているのです。



きっと彼がしたいのは、秋への罪滅ぼしではないでしょうか。
恋人にしてあげたくてもできなかった贅沢やおしゃれ、そして結婚。
レイジは亡き恋人に対して抱えている罪悪感を、
りんを幸せすることで赦免されたいと願っているのだと思います。

ですから、母の身代わりじゃなきゃいけないなんてりんが思うのは勘違いだし、
現にレイジはりん自身を本当に大切に思っています。

それなのに、りん自身が「自分の存在には価値がない」と思っていることが
この子における一番の問題なのだと思われます。


彼女が「黒く」なる理由――だって私は、いないから・・・


彼女は本当に「いない」のか?

担任教師の青木になぜ「黒く」なるのかと理由を問われたとき、
りんは「私は・・・いないから」と答えました。
この言葉を単純に受け止めるならば、りんの「黒い」行動は彼女の意思に基づいていないのだと取れます。

しかし、りんの「黒い」行動を振りかえって見ると、
前担任を精神的に追いつめ辞職させた
→友人の宇佐をいじめた前担任に復讐をしたかった
隣のクラス担任を階段から突き落とそうとした
→担任の青木と仲がよさそうな彼女を攻撃したかった

このように、ちゃんと「黒い」行動は彼女自身の欲求の延長線上にあるようです。
つまり、りんの意思なのに彼女自身が意思をコントロールできず、
その結果暴走してしまうことが一番の問題なのだと思われます。


「黒い」行動から紐解く、彼女の幼い「不器用」さ
先ほどの「黒い」行動をおさらいしてみると、彼女がいかに不器用なのかがわかります。

まずひとつは前担任を辞職に追い込んだこと。
これは先ほど「友人の宇佐をいじめた前担任に復讐をしたヵった」と書きましたが、
りんの本当の望みは復讐ではなく、「宇佐が前のように学校に来れるようになること」でした。

もうひとつは隣のクラス担任を階段から突き落とそうとしたこと。
これも先ほど「担任の青木と仲がよさそうな彼女に攻撃したかった」と書きましたが、
りんの本当の望みは「青木にひとりの人間(≠生徒)として対等に接してもらいたい」でした。

このように見てみると、彼女が心の中で本当に思っている望みと、実際に起こす行動が
どれだけかけ離れているのかが、わかっていただけるかと思います。

これは、長いあいだ自分を押し殺して「誰かにとってのいい子」を演じつづけてきたことで
自分の思ったことを我慢してしまうくせがついてしまい、
その我慢が積み重なって自我が抑えきれなくなったときに、
暴走ともいえる「黒い」行動となって現れるのだと思います。


「黒い」りんは、いなくなればいい?

そして、そんなりんの黒い部分を否定しているのが青木や鏡。
特に青木先生は、生徒達に無垢な子供のままでいて欲しいと思っています。

では、もしりんから黒いものがなくなれば全て解決するのでしょうか?

私はそうとは思えません。
りんの黒い行動の源である彼女の黒い気持ち、嫉妬や怒り。
これは当たり前のものです。

誰かに対して嫉妬心を覚ることも、誰かに対して怒りが湧くことも、
普通のことであり誰にでもある当たり前の事だと思います。

りんの問題はあくまで行動であって、気持ちそのものが(たとえ黒いものだとしても)問題なわけではありません。
いまのりんに必要なのは、自分の感情とちゃんと向き合い、
自分の感情を少しづつでもコントロールしていけるような周囲からの肯定やサポートだと思います。

たとえば、彼女の弱い部分を全部肯定する宇佐のように。
(これについてはまた後ほど)



すきな人には、子供扱いではなくひとりの人間として扱って欲しい


彼女が性的にませている理由

上で証明したように、りんは自分の思っていることを上手に表現することができません。
というか、自分が本当に何を望んでいるのかも良くわかっていない傾向があるようです。
(注>これはりんがおかしいのではなくて、誰にでも少なからずあると思います)
りんが青木に対して「私は無垢な子どもじゃないよ」と性的な自分を匂わせる理由も
同じように説明できます。


「先生が・・・私の相手をしてくれるのは子供だから・・・
 先生が私を相手にしてくれないのも、子供だから・・・」
やはり、りんは青木にひとりの人間として扱って欲しいだけであり
性的なポーズは不器用な感情表現・・・というよりもSOSや自傷に近い行為であるようです。

家族には、子どもとして扱って欲しい


では、りんはレイジに対してどう扱って欲しぃと思っているのでしょうか。


(注※ 下着はりんが選んだものであり、レイジが買い与えたものではありません)
「私のためなら飛んでくるわよ せんせー殺されちゃうかも」
青木先生に対するりんcの性的なアプローチから考えると、
このセリフは「私を恋人として愛しているレイジが〜」と読み取れるかもしれません。
実際に、青木先生もそういう意味だと取っています。

でもりん自身は、レイジのことをそうは思ってはいないようです。


あくまでレイジがすきなのゎ亡くなった彼女の「お母さん」であって自分ではない。

彼女が求める<家族>のかたち、彼が求める<家族>のかたち

でも、そうだとすると、最初の方で説明した
りんはレイジが求めている「秋の写し身としての姿」を演じているんだ、
と書いていたことと辻褄が合わないよ?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

この部分は上手に説明できるかどうかわからないのですが、
あくまでりんの想像するレイジの理想は「秋のことを思い出させる娘」だと思うのです。
りんに理想を求めていても、レイジが思慕する対象はあくまで秋のみである、
だからこそ秋に良く似ている自分にも存在価値がある(=でなければ存在価値がない)。

これは、レイジに好意を持った女性に対して、りんが排斥しようと行動するのに、
りんに母親を思い出させた宇佐だけは攻撃しなかったことから説明できると思います。




あくまで彼女が求めるのは、母とレイジが愛しあっていて
何もかもが満たされている、幸せだった昔の家族のようです。
そのアンバランスな家族像こそが今のりんを支えており、
また同時に彼女自身を蝕んでいるのだと思います。


(このワンピースはレイジがりんの誕生日にプレゼントしたものでした。
なぜりんがこの日に着たのか
、レイジにはわからなかったようですが、
父親と面会する日にこのワンピを選んだ彼女がどんな心持ちで父親の前に臨んだのか

読み返してみるとよく分かると思います。)



そして、それはレイジにも言えること。
ただ、りんが今ある状況の中から「あの日の家族」を求めているのに対して、
レイジは将来成長して16歳になったりんと結ばれることで「あの日の家族」を取り戻そうとしています。


プロポーズできずに失ってしまった秋に与えてあげなかった幸せな時間、
それをりんに過ごさせることが秋への償いになると。
また彼は、亡くなってしまった両親ともやりなおしたいと、心の底では思っているはずです。

一見「あの日の家族を取り戻したい」と同じ方向を向いてぃるように見える彼らですが、
実際には噛みあわず、互いに相手を巻き込みあって少しづつ壊れていっているようです。


二人の崩壊を止めるために必要なこと


ここまで長々と、レイジとりんのふたりの心の痛みを見てきました。
彼らの心の痛みは周囲の環境がきっかけだったのかもしれないのですが、
少なくとも今現在、彼らを傷つけているのは自分自身です。

今度は、自分で自分を痛めつづけてぃる彼らをいかに救うことができるのかを
考えたいと思います。
ただ私は専門家ではないので、いくつか間違っている点もあると思います。
鵜呑みにしないでください。


青木先生がりんを救うためにしてあげられること
     *      *
  *  ないです   +  
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *
というのはあながち冗談でゎなくて。
自分自身を追いつめているのが彼ら自身である以上、青木に彼らを救うことはできません。
自らを更生するのは彼ら自身です。

それでも、彼らに手助け程度のことならできます。


りんを手助けするためにしてあげられること

専門家ではないふゆいちごがそれっぽくデタラメを書くのもよくないので
シンデレラさん、お大事に。―精神科医が読み解くおとぎ話の真実』を参考にすることにします。


まずひとつは、できるだけ彼女をひとりにしないこと。
心を許せる人がとなりにいる時間を長くとってあげることが必要なのだとか。

もうひとつは、彼女の話を聞いてあげること。
尋問ではなく、話を聴いて共感してあげるのが大事なのだそうです。
「一人でとても寂しく寒かったんだね」
と、少女の言う言葉を繰り返しながら、ゆっくり時間をかけて聞いていく必要があります。
そうして少女にとっては経験のない、自分が受け入れてもらえる関係、信頼しあえる関係を作っていくことが大事なのです。
杏野丈著『シンデレラさん、お大事に。』(p.97)
自分の意思がわからない/うまく表現できないりんも、
こうやって彼女自身から言葉を引き出すことで徐々に自我に気付くことができると思います。

そうすればりんcも、今のように「自分を丸ごと受け入れてくれてほしい!」
というお父さんのような依存対象を求めるのではなくて、
ちゃんと対等の立場でいられる、パートナーの候補を見つけられるようになると思います。


レイジを手助けするためにしてあげられること

レイジの場合も、やはり自分自身と向き合う時間が必要だと思います。
特にレイジの場合、両親に対するトラウマもあるゎヶですから。


レイジが両親を殺してしまいそうになる悪夢を見る理由ですが、
夢を見てしまったあとの彼の独白の矛盾から推測できます。
刺した瞬間「ざまあみろ!」という気持ちと
本当にやってしまいそうな恐怖
レイジさんは今でも両親を憎んでいて、同居時代も「死ねばいい」と思っていたようですが、
実際には夢の中で「本当にやってしまいそう」になる自分に恐れを抱いています。

もちろんここで「本当は両親を憎んでなんていなかったんだ!」と言いたいわけではありません。
むしろ逆に、彼はちゃんと両親を憎んでいたし、死ねばいいと思っていたのも本心からだと思います。

ただ不幸なのが、彼がちょうど死ねばいいと思っていた時期に
本当に両親が事故でなくなってしまったこと。

そのせいでレイジは
  • 自分が望んだから両親が亡くなったのかも=自分が手を下したようなものかもしれない
という罪悪感と、
  • 両親がこの世を去ったことに対して、何かしらの喜びを得てしまった自分自身への負い目
を抱えてしまったのだと思います。

これは私の意見になってしまいますし、簡単なことではないと思いますが、
レイジに、両親を憎んだ自分自身を許してあげてもいいと伝えることができると思います。
そして両親の件は事故であって、レイジのせいではないことも、
ちゃんと本人が納得できるようになれば、きっと悪夢から解放されると思います。

ただ、やっぱりこれも気付くのは本人自身でないと解脱するのは難しいでしょうから、
できるだけレイジが自分の思いを吐き出せるような環境で、
少しづつでも言葉を引き出せることができれば・・・と思いますが
今の彼の状況でそんな時間や余裕ができるわけがないですよね。

せめて、レイジとりんの間にある互いの強がりが消えて、
ふたりが本音で向き合ってくれれば・・・と思います。

今回の父親訪問で、りんがはじめて知った秋に関する事実に対して彼女が受けたショックは、
きっとレイジの抱える罪悪感にも通じるものがあると思うのです。



できるだけレイジを悪者にして排除することでのめでたし2を望まないで欲しいと思う人なので
レイジの話が長々となってしまいました。
というか果たして最後まで読む人がいるのかどうかですね。

自分以外にこういう読み方をしている感想サイトさんが見つからなかったのと
私自身の考えをまとめたいという思いがあったので、
ちゃんとした(?)文章になった(はず)ことに、すこしほっとしました。


年表

レイジさんと青木先生が同年代なのかどうかを調べたかったのでまとめてみました。
公式でプロフ出てたらごめんなさい。


2巻p110に、1日が月曜と思われる5月のカレンダーが飾られている。
近年で1日が月曜日なのは2000年と2006年。連載開始時から考えると、00年と思われる。

また、3話目の実力テストにあった6/19の日付と
担任になって2週間というモノローグから、青木の担任赴任が6月上旬だと推測できる。

1999年度

青木が大学に入学(1999年4月)
レイジの両親が死去(迎えにきた九重親子の服装から初秋頃?)
レイジが高校を卒業する(2000年3月)

2000年度

レイジが会計事務所に就職(2000年4月)
秋が医師から病状を告知される(2000年5月)
秋が逝去・りんが言葉を失う(2001年3月頃?)

2001年度

りんが小学校に入学、鏡や宇佐と出会う。

2002年

りんが小学2年生に(2002年4月)
青木が大学を卒業する。(2003年3月)

2003年度

りんが小学3年生に(2003年4月)
青木がりんの学級担任になる(2003年6月)

結論:(誕生日がすぎていれば)5巻の時点で青木は23歳、レイジは22歳。
同年代かと思ったら、青木先生はレイジの1つ上なんですね。
もしかして思い出せないだけで、実は中学or高校時代に先輩後輩の仲だったのかも!


あと、オマケ?で、あらすじに書こうと思って使わなかったコピー↓

教師の目から、学校問題を。
学校問題から、クラス児童の問題を。
クラス児童の問題から、その児童の保護者の問題を。
児童の保護者の問題から、児童の親子関係の問題を。
児童の親子関係の問題から、ある児童の心の問題を描いた作品。
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コメント

紳助引退の真相はこちら
http://aps1sfp.ato.zetto.info/aps1sfp/
| AtoZ | 2011/08/27 1:40 PM |

だってねぇ、延々ぶっ続けなんだよ?4時間も。
そりゃ俺も限界来るだろ。ねえ?来るだろ?!
ホ〒ノレ出た時にはもう足月要ガクガクだったわ……
http://q5lnfkg.az.kasira-d.net/
| 志波康之 | 2011/01/17 3:17 PM |

竿とバックの同時攻めなんて反則だ押!
耐えられるわけないじゃん!!!
・・・でも、これハマるかもなぁww
http://vlkkp0p.gim.uerock.net/
| カドルト | 2011/01/11 10:28 PM |

Hしてお金もらえるって最高だな!!!!
ぶっちゃけテキトーにやっても月30万越えとか余裕だし(笑)

もう仕事辞めて、これ一本で食ってくわ!!!!(* ̄ー ̄)v
http://b7dq8m-.noah.topemope.net/
| 底辺ドカタ | 2010/10/03 9:35 PM |

チ ン ポ食われてんじゃね!?ってぐらいスゴイ締めつけ!!
もー気持ちよすぎて何回出したか分かんねwwwww(^^;)

しかもこんな極上のマ ヌ コ味わって7万もらったし!
最近の女の子どうなってんのマジでwwwwww
http://0h1odxf.tida.psyrents.net/
| まなぶ | 2010/07/14 9:58 PM |

セ ッ ク ルしただけで5万もらった!!ヽ(・∀・)ノ

しかもマ ヌ コ広げて挑発してくる工口娘だったし!!!!

こんなの体験したら、風 俗行くのがバカらしくなるな(笑)

http://vvhmgnp.chit.iphone5.net/
| がんちゃん | 2010/07/02 7:18 AM |

http://inuchat.net/komomo/dv1tgkk/
昨日はこのサイトに出撃して7万ゲッツ!!!!
初めはお な に ー見るだけだったんですけど、ボクが我慢できなくなってきたら
笑顔とM字開脚で優しく迎えてくれましたよ!(ノ*゚∀゚)ノ
| いのっち | 2010/03/10 2:36 PM |


オレの祖 チ ンがまさかの大活躍だぞ!!!
お姉さんに祖 チ ンもてあそばれて5万貰えて
俺もうtw;おいいhそあぁ最高!!!!!
| なんぞコレぇぇえぇ!!!! | 2010/02/11 1:17 AM |

チチコスの子の乳をちちくりまくったぞw
したら割れ目からすっげぇ気がいっぱい溢れてきたから、
オラの元気玉をトコトンぶっぱなしてやったぞ!!!!

| オラわくわくしてきたぞw | 2010/02/07 3:13 PM |

あのー、三 角 木 馬が家にあるってどんだけっすか???
またがってクリこすりつけてアンアン言いながら勝手にイッたぞ(^^;
スゲーと思って見てただけなのに3万くれたしイミフすぎwwwwww

| ちょっとは木馬隠せw | 2010/02/02 7:42 AM |

前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱がすなり脇でち○ぽシゴいてきてん!!
えぇええ?思ったけど、めっちゃ気持ちよかってんよコレがな。。
ちなみに、一緒にタートルヘッド舐めてもらったらもっとヤバイでーw

| 脇コキって言うねんな(爆笑) | 2010/01/17 11:48 AM |

世間は不況で騒がしいけど、はっきり言って俺には無縁だねw
ち ん こ触らせてあげて顔にぶっかけてあげるだけで5万貰えるしw
いやー世の中チョロイっすわwwwwwww
| ち んち んは不景気知らず | 2009/06/29 2:12 AM |

今日の女・・一緒に街歩いてたらオレのズボンのポケットに手を突っ込んできて、
ずっとニギニギしてたわwwww
ホテル到着するなり(フ^ェ^ラ)だもんなwwww Say欲すごすぎwwwww
| パクーーーンチョ!!! | 2009/05/09 11:42 AM |
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